世界征服を企み、北見で暗躍する「強風(ハリケーン)」。
彼らの世界征服を食い止めるべく北見工業大学は「情報処理技術研究会」という国際的平和組織の秘密防衛機構を設立、
サークル棟サー連隣会議室に本部を置き、北見を1ブロックに分けて強風(ハリケーン)に対抗していた。
しかし、強風(ハリケーン)は公園町ブロックに焦点を絞って総攻撃を仕掛け、情報処理技術研究会は壊滅してしまう。
だが、強風(ハリケーン)の猛攻撃の中、奇跡的に生き残った者がいた。
ウェwwwwwwwwwwェヒヒッwwwwwwww(鎖骨でご飯三杯はいける)・ショリケンジャー紅レッド、
クールでニヒルな決闘者・ショリケンジャースカイスノー、
戦慄のメモリリーク・ショリケンジャーきつねいろ、
消防法第2条第7項及び別表第一第3類1号により第3類危険物に指定されている・ショリケンジャー蛍光ピンク、
そして非ユークリッド空間・ショリケンジャーうぐいす。
情報処理技術研究会公園町ブロックの最高指揮官である「やみのぐんだん」は、彼ら5人を秘密基地に呼び寄せた。
次の記録はショリケンジャーの血と涙を流してきた想像を絶する物語のプロローグである。
たろうの再構築
やみのぐんだん「強風(ハリケーン)により完全に崩壊してしまった『たろう』を再生させよ。」
五人での初めての共同作業である。
まず立ち上がったのは
ショリケンジャー紅レッド(以下レッド)
ほぼ同時に立ち上がったのは
ショリケンジャーきつねいろ(以下きつね)
残るショリケンジャー蛍光ピンク(以下ピンク)、ショリケンジャーうぐいす(以下うぐいす)、
ショリケンジャースカイスノー(以下スカイスノー)は別の作業に追われていた。
あ、この三人はカメラ撮影はNGでした。
まずは、ボロボロになったたろうの外装をパージするところから始まった。
みるみるその外装をはがされ、その裸体をあらわにするたろう。
なんと、たろうの正体は…
折りたたみベッドが入っていた段ボールだったのだっ!
ショリケンジャー達は衝撃の事実に驚きながらも新たなボディの構築に勤しむ…
だがしかし、ここで
たろうの外装の分解により、体力を消耗したレッドは力尽きてしまった。
一人になってしまったきつねはうぐいすに助けを求める。
なんとなく暇になったピンクも合流し、たろうの新しいボディは完成した。
ところが、たろうの新しい外装のデザインに悩み、作業が停滞する三人。
ここで、クールなスカイスノーが今や出番とばかりに、外装のデザインを名乗り出た。
こうして、newデザインの外装が出来上がり、たろうは装い新たに復活したのだ。
しかし、完成の目前というところで襲来した強風(ハリケーン)の手下、「バス魔人シュウデンダー」により
ピンクが壮絶な最期を遂げたことを忘れてはならない。
こうして、数多の悲しみを乗り越え、たろうは再構築された。
この純白なボディ、美しい文字は、強風(ハリケーン)と対抗しうる強力な武器となるであろう。
さりげなく取り付けた「のぞき穴」により、中の人の視界がぐんと広がったぞ!
これで、敵を見失うこともない。
たろうが完成し、安堵するショリケンジャー達に休む間もなく次の指令が飛ぶ。
やみのぐんだん「明日、強風(ハリケーン)にリベンジを果たせ!」
世界が守られるかどうかはショリケンジャーにかかっている。
頑張れ!ショリケンジャー!!
五人で力を合わせ、強敵(ハリケーン)から世界を守るのだっ!
※新しいたろうの出来に文句をつけてはいけません。ピンクに抹殺されます。